埼玉でも今年度からリーグ戦が始まりますが、当クラブはまだまだ横のつながりが少なく、試合数を増やしたく参戦したのも理由の一つです。
しかしそれ以上に、このEUROリーグの理念に大変共感しているからです。
以下、ERUTLUCさんホームページから一部抜粋
「より多くの子どもたちに出場機会を」
日本では3年間で自分がメインの代が1年間しかない状況、10年間バスケをしても3年間しかメインエイジになれない。
またトーナメント戦は負けたら終わりというリスクから、失敗から学ぶという機会の損失に繋がりやすくなる。
ヨーロッパは育成期にリーグ戦形式を採用しているのが通例。
同じ相手との再戦もあるため、試合ごとに課題を明確にし、改善し、試し、分析し、PDCAサイクルをまわしやすい。育成年代というまだ未完成の選手たちにとって理想的にな環境であると言える。
DNPという言葉があります。
Do Not Play、ボックススコアではベンチ入りしているが、出場しなかったプレイヤーを指します。広義ではベンチにすら入れず、応援だけのプレイヤーも含みます。
どんなに味方を応援し、チーム愛に溢れていても、やはりプレイヤーはプレイヤーです。DNPではなく、試合でプレイしたいはずです。それでも現状の部活というシステムでは叶わない。多くのDNPがいるという、現状の部活というシステムの最大の課題。
それをこのEUROリーグでは、カテゴリ毎(u12、u14、u16)とし、また一つのチームから複数ユニットをエントリーさせることができるので、多くのプレイヤーに試合の機会を与えることを目的としています。
501stも男子はA、Bの2チームでエントリーしました。
バスケットボールはコートに5人ずつ、両チーム合わせて10人のプレイヤーがいます。しかし5人だけではスタミナ、戦術、役割といった面で厳しく、やはり10人は必要です。
501stとしては、このEUROリーグでは「チーム」としての経験も大事ですが、それ以上に個人の成長を期待して、あえて10人以下の少数メンバーでエントリーしました。
実は先週(6/23)は病気等で欠席者がおり、A、Bチームともに5人ジャスト!
メンバーチェンジができずにプレイヤーには厳しいものになりましたが、その分プレータイムが増え、いい面も見つかり、それ以上に課題も多く見つかりました。
A、Bチーム間での競争も期待します。プレイヤーのレベルが上がればA、Bの入れ替えもあります。
実際、Bチームの試合を見ていて、このプレイヤーはAに入れるべきだったなと思うこともありました。スキルとともに自信をつけてもらい、さらなる成長を期待します!
プレイヤーの出場機会を増やす。すなわち全てのプレイヤーのレベルが上がり、結果的にチームとしてのレベルも上がります。
スタートのプレイヤーだけでなく、シックスマン、それ以降のプレイヤーがどれだけ活躍できるか。スタープレイヤーのためだけでなく、全員がチームに貢献する。そしてさらに将来、どこにいっても活躍できるプレイヤーが一人でも多く育つことを願いながら、この先も試合をがんばってもらいます!
プレイヤーがたくさんの試合をする機会があり、成長する環境が整ったからこそ、指導者としてどういう育成をするかが大事になってきます。
一部のスタープレイヤーに対しては、指導者の手腕はあまり関係ありません。それ以外の選手をどれだけ成長させてあげられるかが大事だと考えます。
中学生年代、個人スキルが身につき始め、チームとしての戦い方も必要になります。
個人としての成長、チームとしての成長。それをバランスよく求めていく必要があり、練習のスケジューリング、負荷のかけ方、何より個人としてのスキルを求めていかなければなりません。
まだ稼働4ヶ月、まだまだなチームですが、着実に力をつけていってもらいます。
7月にはスポ少ジュニアリーダー大会、8月に東部地区大会、9月までEUROリーグ、そして埼玉リーグ戦になります。
目標を明確に、成長していきます。
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