【アンクル・ドリュー観てきました】
カイリー・アービング主演のバスケコメディ映画「アンクル・ドリュー」
おもしろかったです!
ぶっちゃけストーリー自体はよくある普通のスポーツコメディなのですが、NBAレジェンドが多数出演していたり、ブラック・ミュージックがふんだんに使われていたりと、個人的にはかなりの良映画でした。
↓予告編
元々は、アメリカ本土でペプシコーラのCMとして、カイリーが老人の特殊メイクをして草バスケに乱入、素人プレイヤーを蹴散らすドッキリ映像としてスタートしました。
でもその動画が人気爆発、映画製作までこぎつけたのです。
出演しているNBAレジェンドと、散りばめられている小ネタの解説をちょっとさせてください(安心してください、ネタバレは含みません!)。
■カイリー・アービング
言わずと知れた、現NBAプレイヤーでリーグでも屈指のボールハンドラー。
説明はいいから動画を見ればすごさは一発で理解できます。
ドリブルお化けです。
■シャキール・オニール
1992~2011まで活躍した、216cmの伝説のセンター。NBAチャンピオン4回、得点王2回の実力もさることながら、おちゃめなキャラクターとトークのうまさから「インタビューの達人」の異名をもつ。別の異名は「走る冷蔵庫」!
コービー・ブライアントとの黄金コンビはすさまじかったです。
■クリス・ウェバー
1993~2008で活躍した、リーグ屈指のパワー・フォワード。1試合平均得点20、リバウンド9、アシスト4を超えるプレイヤーはウェバー含めて4人しかいない、まさにレジェンド。
ミシガン大学時代、大学決勝トーナメントの残り11秒でタイムアウトを請求。しかしチームでタイムアウトを使い切っていたため、罰則で相手にフリースローを与えてしまい、優勝を逃すという悲しいエピソードがありました。当時のクリントン大統領が慰めの手紙を送るほどの出来事だったようです。
■レジー・ミラー
1987~2005で活躍、歴代2位の3P記録をもつリーグ屈指のピュアシューター。95年、8.9秒間で8得点は今もなお伝説です。通称ミラータイム。
レジー・ミラーが高校生の時、30得点オーバーを記録し喜んで両親に報告した際
同じ日にお姉さんのシェリルが105点を取っていたらしく両親はレジー・ミラーの報告を聞いて、喜んでいるふりをするのが大変だったとの逸話もあります。このシェリル姉さん、オリンピックで金メダルもとってます。
怪獣一家です。
■ネイト・ロビンソン
2005~2015で活躍、175cmながらスラムダンクコンテストで3度の優勝を果たす身体能力おばけ。高校時代はアメフトでも活躍していたようで、現在は2つのメジャーリーグで活躍する史上初のプレイヤーを目指しています。
■リサ・レスリー
WNBAで3度のMVP、オリンピック4大会連続金メダル、殿堂入りに恥じない女子プレイヤーのレジェンド。1997年から13年間、女子選手のロールモデルとしてバスケ界を牽引する、まさにお手本。
■リルレル・ハウリー
NBA選手でなく、本作主演のコメディアン・俳優。トークの切れと頭の大きさがいかしてます。ちなみに最近では映画「ゲット・アウト」で主人公の親友役をやってます。小ネタがあるので、ぜひ見てみてください。がっつりホラー・サスペンステイストですのでご注意を。
名だたるプレイヤーが勢ぞろいして、個人的に大好きなブラック・ミュージック、何よりバスケの映画です!長々と書いてしまいましたが、それくらい興奮しているのを感じとってもらえれば幸いですw
ちなみにムビチケでステッカーももらえます!
さぁ、早めのご鑑賞を!
コメント