練習量=成長ではない?

バスケトーク

【練習量=成長ではない?】

 

U15クラブとU12スクールの紹介ページを更新しました!

ついでにブログも更新です。今年はなるべくまめに更新したいです。短い記事でも良いので、ちょこちょこ考えを発信していけたらなと。

 

本題の「練習量=成長ではない」。言葉だけ見るとかなり語弊がありますが、事実でもあります。

バスケに限らず、何事も上達するには練習は必要不可欠です。練習や努力をせずに結果は出ない。もし結果が出たのであればそれはただのまぐれ。はじめの一歩の鴨川会長はこんな名言を残してます。

「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!」

 

 

 

事実です。一切の反論の余地なし。

 

本題とガッツリ矛盾しているように見えますが、全く矛盾していません。

 

 

 

真面目な日本人は練習すればするほどレベルが上がると思ってます。ですが練習量、すなわち体のケアまで考えていますか?

練習量と比例して競技のレベルは上がりますが、練習量に比例して怪我のリスクが高まるのも事実。怪我をしてしまって競技からドロップアウトしてしまうケースも少なくない。

練習した分、しっかり休むのも立派な努力の一部です。

 

体だけでなく、時間も管理できていますか?

競技に時間をかければかけるほど、それ以外の時間は無くなっていきます。

将来、プロやA代表になれる保証があるならばその競技だけに没頭して、学業はしなくて良いかもしれませんね。でもそんな人間はいません。

もしプロになれなかったら。その時に勉強という選択肢を残しておかないと、その先の人生がとんでもないことになるかもしれません。

 

また漫画ですが、暗殺教室のこのシーン

「第二の刃を持たざる者は、暗殺者を名乗る資格なし!!」

それと画像はないですがビッチ先生のセリフ

「本命のプランなんて思ったとおり行く事の方が少ないわ 不測の事態に備えて…予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ」

 

これ、本当に共感します。

勉強も、バスケも、人生も全て一緒。

 

NBAのスター選手が引退後、破産してしまったり、借金地獄に苦しんでいるケースが多いんです。

若くして大金を手に入れ、お金の知識がないままに豪華な暮らしや無茶な投資をした結果、とても悲惨なことになるケースがかなりの数に登るんだとか。彼らがバスケしかしてこなかったわけではないと思いますが、バスケ以外の選択肢を準備できていたら。とても残念でなりません。

 

 

努力は大事。体も時間も大事。

練習量が多ければ多いほど良いってわけではない。毎日練習をやっている部活やクラブ。努力するのは大事ですが、それは本当に「努力」ですか?

レベルが高い、練習量が多い。そういう目線だけで選択するのではなく、自分がなりたい姿に近づけるかどうか。何が「緊急」かどうかではなく、何が「重要」なのか。それを見失わずに「努力」を続けましょう。

 

漫画っていろんな教訓が詰まってます。スポーツものだったらスラムダンクや弱虫ペダル、フットボールネーションが好きです。暗殺教室は指導者目線と生徒目線、それぞれで見るとまた違った魅力があっておすすめ。

このセリフめっちゃ好きw

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