東京エクセレンスvs越谷アルファーズの前座試合に誘ってくれたT‘s Factoryさん、今度は群馬県水上町で行われる、関東近縁のクラブやBリーグユースが集まる遠征合宿に招待してくれました。
水上町、実は町興しの一環として、町をあげて3×3を行なっています。水上町を拠点とする3×3チーム「MINAKAMI TOWN.EXE」が中心となって今回の遠征を企画してくれました。
バスケが町興しになるっていうだけで時代が変わってきてるのを実感します!
ゴールデンウィーク初日ということもあって、渋滞回避のために草加市を5時に出発したらまさかの渋滞なし、5時間も早く着いてしまいました。
↑会場近くの道の駅、河原があっていい時間つぶしになりましたw
おかげでだいぶリラックスできましたが、現地は雪がちらつく寒さ。ジャージ1枚でいったことを死ぬほど後悔しています。
今回参加したチームは
501st Basketball Club (埼玉!)
T‘s Factory(東京)
Lusty(神奈川)
YMTC(神奈川)
新島学園(群馬)
つくばロボッツユース(茨城)
群馬クレインサンダースユース(群馬)
↑501stとYMTCで4つ子が結成されました。そのうちの2人!忙しすぎて審判中くらいしか写真を撮れずorz
新島学園は群馬県2位の超強豪、Bリーグユースは言わずもがなBリーグ傘下のチームだけあって別次元のレベルです。
ペイントエリアのシュートは落ちない、ミスのないオフェンス、メンバーが変わっても質の落ちない層の厚さ、3クォーターから進めない強力なマンツープレス。手も足も出ませんでした。
同じクラブであるT‘s Factory、Lusty、YMTCは中1がメインで、501stと同じような構成でした。試合結果だけみればいい勝負だったのですが、個人スキルが恐ろしい。
鬼ハンドリング、当たり前のように9mからの3P、ミスのない判断力。
どの試合も、埼玉で閉じこもってるだけでは体験できないレベルでした。
ただ強いチームなら、埼玉にはミニから高校までゴロゴロいます。でも今回集まったチームは強いだけじゃないんです。バスケがうまいんです。
各チームのコーチが最新のバスケを常に勉強し、情報をキャッチし続ける。
コーチ同士の会話でも、一つ一つの会話がまぁ奥深い。
トラベリングの定義、それに伴うオフェンスの仕掛け、その後に起こりうる状況とそれに対するスキルの展開。草加近辺ではまずできない会話でした!
ミニや中学校の指導者って、チーム以上に個の成長に注力すべきと考えています。いくらチームの戦術が優れていても、最終的に必要なのは個人の力です。チームを卒業しても、確実に活かせるのは絶対的な個人の力です。
ミニにも中学校にも、ただ勝ちだけを求めて、ゾーン禁止の解釈を捻じ曲げ、プレイヤーのスキルや身体操作は二の次、決められたプレーだけをさせて判断力を奪うように仕向ける指導者がたくさんいます。そうした方がチームとしては勝てるから。勝つことがプレイヤーや親のためと思い込んでるから。
だからチームとしての結果を求めて、プレイヤーの成長には目を向けられない(向けないのではなく向けられない。これがまた大きい問題)。
でも今回のような場で、本当にプレイヤーの将来を見据えて指導する人達が集まる場に来れただけで、個人的にはいい経験ができました。自分の考え方が間違ってないと確信できた気がするからです。
1日目と3日目、501stも見違えるように成長しました。自ら動き、正しい判断を繰り返し得点につなげる。これほど成長するものかと、驚きっぱなしでした。
正直なところ、初日はあまりにレベル差がありすぎて場違い、恥ずかしいとすら感じるほど。でも2日目、3日目と試合を繰り返すうちに、見事に対戦相手に対応しだし、個人としてチームとして戦えるように。
ここまで目に見えて成長する機会は滅多に見られないと思いました。
勝ち負けは大事、でもそれ以上に大事なものを見据えて、これからも精進します。当面はシュート力の改善、個人ディフェンスの強化です。
もっと上手くなりたいプレイヤー、お待ちしています!(もしかしたら10月くらいにまた遠征があるかも?)
↑T‘s Factory、Lusty、YMTCに埼玉ポーズをしてもらいました。
東京と神奈川、征服完了です!
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